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七飯アドラー心理学研究会

パセージプラス無事終了

無事に「パセージプラス」が終了した。パセージプラスは、アドラー心理学基づく親子関係セミナー「パセージ」の上級編。
この二つを受講すると、アドラー心理学に基づく育児の知識と技術のすべてを習得したことになる。

パセージを受講し、もっと学びたいと思ったり、パセージだけではまだ充分ではないなと感じたりした方々、みんなにとって待ちに待った「パセージプラス」であった。

パセージプラス

「パセージプラス」の一つの大きな柱は「エピソード分析」。これをみんなができるように、コースの中で何度も繰り返し行う。リーダーの北風さんは大ベテラン、一見とっつきにくい「エピソード分析」を実に上手にリードして、いとも簡単にすすめていく。メンバー全員が体験し、自分にもできると思えるようになったところがすごい。「自分のことを知る」楽しさをみんなが体験した。

今回の参加者も、しっかりと準備ができていたのだと思う。エピソードがなければ学びは深まらない。みんな自分のエピソードをしっかり用意して臨んでいた。パセージを受講してからそれぞれが研鑽を積み重ね、はっとおもったことを「エピソード」にする訓練をしてきたおかげで、それぞれが深いところで学ぶことができたのだと思う。

今回一番学んだことは、「共同体感覚」という言葉のさししめす内容の深さ。「この問題は私にとってどういうことだろう。私が幸せになるためには私は何をすればいいのだろう」と考えるのをやめて、「この問題はみんなにとってどういうことだろう。みんなが幸せになるためには私は何をすればいいのだろう」と考えること。世の中の様々な問題は、こう考えることによってこそ解くことができるんだということをしっかりと胸に刻むことができた。

アドラー育児はおけいこ事。今回はやり方をひととおり学んだところ。これから、それぞれ自助グループで、さらに深め合って、お互いに成長していけたらと思う。

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解き方を教わる


パセージフォローアップ参加録



「解き方を教わる」



八月のフォローアップではエピソード分析に自分を事例を使い、私的感覚までも

取り扱ってもらいました。



今回は、母と自分とが一致出来る目標を皆と考えて、さらに、自分の私的感覚も明らかにしてもらいました。

そうすると、これまでの母とのエピソードも同じような構造だと気づきました。ならばきっと、これから先も

たいていの問題は解いていけるだろう、うん、大丈夫、生きていける、と生きる力をもらったエピソード分析です。



「エピソード分析」  

<エピソード>

午前9時

私「お母さん、おはよう」

母「おはようさん」

私「見てみて、トマトが完熟してたの。美味しいよ。菊に隠れててわかんなかったの」

 母にトマトを渡す

 母はトマトを食べる

母「美味しいね。味しっかりしてるね」

私「ねぇ。今まで赤くなったら採ってたけど完熟するまでおいておくといいね」

母「畑の土がいいからだよ」-2

私「…そうだね」

母「…」

私「じゃあ行ってきます」±0

母「いってらっしゃい」



エピソード分析は、パセージプラス2-L~3-Lを読み、エピソード分析の手順に沿って進められました。



仮想的目標

「そうそう、完熟トマトは本当に美味しいね」

    ↑

対処行動

「…そうだね」  考え(直接話法)「え~、また人の話聞かないで。そうじゃなくって完熟させたら美味しいねって話!」

    ↑

ライフタスク

「畑の土がいいからだよ」





ライフタスクを決めたら考えを直接話法で言います。自分の対処行動は非主張的です。

仮想的目標では、畑の土と言う母の思いを切っているので自分では競合的だと思いましたが、母の人格は裁いていないので

協力的目標ということにしました。

そうなると、次は、母と私が一致出来る目標を見つけます。

「完熟トマトは美味しい!という話をしてるのっ」→「完熟したトマトを母に味わってもらいたい」

→「美味しいトマトを食べて喜びを分かち合う」

「美味しいトマトを食べて喜びを分かち合う」という一致出来る目標を決めたら対処行動の相談です。

ところが、「完熟トマト」を広げて「美味しいトマト」となると「畑の土がいいから」も含まれることになり、

それまでの陰性感情が消えました。それどころか、「畑の土がいいからだよ」は全く的を得た話です。

新しい対処行動は「そうだねえ、土もいいしねえ~😊」となりました。

新しい対処行動のロールプレイでは母も私も仲間でした。



<エピソード>  母と私が一致出来る目標→「美味しいトマトを食べて喜びを分かち合う」

午前9時

私「お母さん、おはよう」

母「おはようさん」

私「見てみて、トマトが完熟してたの。美味しいよ。菊に隠れててわかんなかったの」

 母にトマトを渡す

 母はトマトを食べる

母「美味しいね。味しっかりしてるね」

私「ねぇ。今まで赤くなったら採ってたけど完熟するまでおいておくといいね」

母「畑の土がいいからだよ」

私「…そうだね」  →新しい対処行動「そうだねえ、土もいいしねえ~😊」

母「…」              「…😊」

私「じゃあ行ってきます」±0

母「いってらっしゃい」



「私的感覚を見つける」

私的感覚を見つけるために直接話法で語った考えを取り上げました。



「え~、また人の話聞かないで。そうじゃなくって完熟させたら美味しいねって話!」

  ↓

+)人の話をちゃんと聞く        -)人の話を聞かない

       ↓ ↓

 +)「そのときのテーマに合った話をすべき」 -)「あっちに行ったりこっちに行ったり話するのはダメ」

この私的感覚についてのキーワードも例えも私にはたいへんわかりやすいものでした。



キーワード 「ストレッチ」「広げる」

例え     「今は猿の話をしてます」ところに「ねえねえ熊って…」となるとマイナス感情が起こる。

       そうしたら「哺乳類の話に広げよう」とすれば、「ねえねえ熊って…」の熊も含まれるでしょう?



母を勇気づける!と臨んでも、マイナス感情は起こり、非主張的に引き下がる、もしくはマイナス感情まま言葉を

続ける、ということに代わる新しい対処行動を学ぶことができました。

マイナス感情が起こったら深呼吸してストレッチ、そして、どっちも含むより大きな目標を探します。

私的感覚を知ることは問題を解決するための強力な力、生きる力になると大変に感動しました。

これだけ学ばせてもらって、勇気づけられて、フォローアップの会費はなんと200円です。

七飯アド研の皆様、一緒に学ばせてもらって、ありがとうございます。      (O.M.記)
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はこだてぱせーじ始動

7月22日、はこだて子どもセンターで、パセージ(アドラー心理学のグループ体験に基づく育児学習コース)が始まった。
七飯・青森の若いリーダーによる、ツインリーダーパセージ。
二人のリーダーは、実に堂々としていた。しっとりとそして和やかに、雰囲気作りも上手であった。
参加者も積極的に輪に入り、質問も、意見も、事例の提供も、活発に出されていた。

パセージ

これからの8週間がとても楽しみだ。
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ミニ講演とワーク

7月8日、エピソード分析ワーク終了後、こじんまりとした場所で、こじんまりと「子ども勇気づけて育てる」のミニ講演とワークが行われた。地域にアドラー育児を伝えるための小さな試みだ。

ミニ講演

参加者8名。はじめに、勇気づけの子育てとはどのようなものか?を伝えるミニ講演。二人の掛け合いで、寸劇を交えてお話した。場面は、7歳男の子が朝学校行くときの話。小雨が降っていたので、母が合羽を着ていくように促すが、子どもが口答えをしてきたという場面。

この場合の勇気づけの3つのポイント
1)子どもとケンカしない
2)子どもを尊敬する
3)子どもと冷静に話し合う

そして、アドラー育児の行動面の目標
1)自立する
2)社会と調和して暮らせる

心理面の目標
1)「私には能力がある」と思える
2)「人々は私の仲間だ」と思える

を確認する。

そして、ワークは二つのグループに分かれて行った。ちょっと困った出来事を出してもらい、「ブレイクスルークエッションズ」を応用して、代替案を考えるというもの。参加者は、サブリーダーを除いて、全員アドラーに初めて触れる方々。どちらのグループも、話が盛り上がり、ミニ講演の内容を受けて考えた代替案に、「できそう」「使える」「すごい」と実感していただけた様子。エピソードを拾い出して、紙に書きだして考えていくという作業がとても新鮮だったらしい。そして、アドラー心理学に断然興味を持ってもらうことができたようだ。

今回担当したのは、青森と七飯の二人の若手のパセージリーダー。とてもよく呼吸が合っていて、親しみやすくやわらかい雰囲気をかもし出していた。この日のために、二人で綿密な準備をしてきたらしい。

実は、この7月22日から、ツインリーダーでパセージ<七飯パセージ>(アドラー心理学に基づく子育てセミナー)も開催される。とても素敵なセミナーになる予感がする。これから彼らのような若いリーダーが活躍していくのだろう、頼もしい限りだ。
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みんなでエピソード分析

7月7、8日の二日間、日本アドラー心理学会指導者、大竹優子氏をお招きして、「エピソード分析」のワークショップを開催した。

エピソード分析 epi2

「エピソード分析」というのは、野田俊作先生が開発された技法で、エピソードから、まずは「対処行動」を探し出し、そこから「ライフタスク」、「仮想的目標」と順に探し出していく。

エピソードを分析するというのは、本来心理療法なり、カウンセリングなりでは、必ず通る道なのだが、ある意味で職人技で、なかなかとっつきにくいところがあった。野田先生があらたに開発したアルゴリズムに沿って分析していくと、かなりいいところまで、クライエントの精神力動にさかのぼれるというもの。1対1の心理療法や、カウンセリングだけではなくて、グループワークや自助グループの勉強会でも使うことができる。

今まで、練成講座や秘訣講座などに行って学ぶものであったのだが、この地域でエピソード分析を学ぶ機が熟してきたのではと考え、講師を招聘して、ワークショップを開くことにした。

七飯、函館、木古内、上ノ国、伊達、そして、青森でアドラーを学んでいる仲間が集まって、熱心に学んだ。やり方の講習を受けたのち、グループに分かれ、実際に自分のエピソード(子どもとのやりとりでちょっと困った出来事)をだしてもらい、アルゴリズムに沿って分析の実習を行った。参加者は、自分のエピソードを事前に準備していたり、リーダーをかって出たりと、積極的に参加し、各グループで熱く演習に取り組んだ。

たった二日間だったけれど、それぞれにコツをつかんでもらえたのではないかと思う。アドラー心理学はおけいこ事、これから自分のグループに帰って、練習を積み重ねていくことが大切だ。今日参加した人たちの中から、新たなパセージリーダーやカウンセラーが生まれてくるのではと大いに期待が持てる。道南、青森圏でのアドラームーブメントの画期になったのではないかと思う。





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